あの夜 ガラス越しに遠く光る月を欲し 揺り籠蹴り飛ばして 手を伸ばし掴んだものは 取り繕う余裕さえないほどに 鬩ぎ合う感情 息をつく余裕さえないほどに 焦燥に駆られて 何もかもが護られてた あの頃の柔らかな感覚 脳裏を翳めて 甘美に誘いかけても 時に暗い宇宙で 天稟天秤にかけられても 歌い始めるわ そこに欲しいものが在るから あの朝 機体越しに遠く光る羽を眺め 自分の足でこの地 踏みしめて感じたものは 最高の喜びを覚えるほどに 澄み切った感覚 "世界中探しても無いモノ"を この手で生み出せる 数も知らぬ星の下で 放胆な放談繰り返し 目を合わせたなら 迷いを消し去る魔法 時に暗い宇宙で 天稟天秤にかけられても 歌い続けるわ そこに欲しい場所が在るから 数も知らぬ星の下で 放胆な放談繰り返し 手を重ねたなら 全てを生むエネルギー 時に暗い宇宙で 天稟天秤にかけられても 歌い伝えるわ ここが私の居場所だから